2015年2月22日日曜日

【SEMANA2】マチュピチュの次のブームか!?2014年にインカの大事業、Qhapaq Ñan(カパック・ニャン)!!


昨年、2014年に世界遺産に登録された、Qhapaq Ñan(カパック・ニャン)

カパック・ニャンは、ケチュア語で「偉大な道」(El Gran Camino)という意味。

 
タワンティンスウユ(Tahuantinsuyo)として知られた政治、軍事、イデオロギー、行政プロジェクトの一部として、15世紀にインカ人が統合、建築した複雑な道路システムです。

 この道路網は、帝国内の情報通達、生活必需品の流通を可能にしました。

この道を通じて、クスコ(Cusco)から幾千キロも離れた距離にある地域を含む、インカ帝国の全領土の統治、管理が可能になったのです。また、この道は、チャスキス(Chasquis)と呼ばれる使者の送り出し、祖税の受け取り、移住労働者の受け入れ、兵士の訓練場所への移動にも使われていたようです。

カパック・ニャンは、アルゼンチン、ボリビア、チリ、コロンビア、エクアドル、ペルーの6か国にかかる壮大な道路網で、最新の調査では6万キロともいわれているようです。

これは実に地球1周半ものながさ!!!

1国だけでなく、6か国が一緒にまとまって申請したことは世界遺産認定40年間の歴史史上初のことだそうです。

信じられません。

そして、その道の途中になんとパチャカマック遺跡は位置しているのです!!

そして今週、私の受け入れ省庁である文化省に初めて館長と行ってきました。

 
パチャカマック博物館にはSPIというアメリカのNGOの支援も入っていてこの組織は遺跡やその周辺地域の活性化、住民の生活向上に関するプロジェクトの支援をしています。
 
ペルーではパチャカマック遺跡が初めての試みで、今回パチャカマックにほど近いHuaycan(ワイカン)という遺跡でもSPIのプロジェクトが始まることになり、その開会セレモニーも文化省で行われました。
 




 

 






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