2015年4月16日木曜日

【別れのとき】家族と離れて暮らすということ





先日、長年病気で倒れていた祖母が亡くなったという知らせを受けました。

私が小学生の頃に倒れてから何年も左半身が動かず寝たきりの生活。
それでもよく食べてよく話すおばあちゃんでした。

訓練中に再び容態が悪くなり、話せなくなり、ご飯も食べれなくなってしまいました。

協力隊に来る前に病院に行き、別れの挨拶をした時。

意識がないはずのおばあちゃんに、
「ペルーに行ってくるよ。またね。」
と伝えると、わたしの方におばあちゃんが何度も手を振ったのです。

涙が止まりませんでした。

私との最期の時だと知っていたかのようでした。


協力隊という日本を離れる二年間。
簡単には日本に帰れない。

二年という歳月は変わらないこともきっと多いけど、
変わることだってきっとたくさんある。

毎日を大切に過ごしたいと改めて思った。
大事な人を大切にしたいと改めて思った。


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